日本語を勉強

「すぐ」と「もうすぐ」の使い分け

「すぐ」と「もうすぐ」の使い分け

 

  • 意味の違い

「すぐ」と「もうすぐ」の意味の違いと、文法の違いを見ていきましょう。

 

1 ともに時間が短いを表す。

 

a チャイムが鳴ったから、先生はすぐ来るでしょう。

b チャイムが鳴ったから、先生はもうすぐ来るでしょう。

 

この場合、どちらも時間が短いことを言い、どちらが短いとは言えません。まったく同じです。

 

しかし、

2 「もうすぐ」は、話者にとって短いと感じる時間を言います。

 

c すぐハノイに帰ります。

d もうすぐハノイに帰ります。

 

cは、今から飛行機に乗って、1時間後には太平洋の上です。時間的に短いです。

dは、いつでしょうか? 来週でしょうか? それとも来月でしょうか? つまり話者が思っている短い時間になります。

 

3か月後にハノイに帰ります。以下は言えるでしょうか。

e もうすぐハノイに帰ります。

 

✖ 3か月は長すぎます。もうすぐは使えません。

 

本当でしょうか?

私は20年前に日本に来ました。ずっと日本で仕事をしていました。しかし、もうすぐハノイに帰ります。

 

この場合は、3か月であっても、もうすぐが使えそうです。20年という長い年月に対して、3か月は、話者は短いと思っています。

 

「すぐ」 時間的に短い

「もうすぐ」 時間的に短い+話者が短いと思っている時間

 

  • 文法の違い

 

f 〇すぐにバスが来ます。

g 〇もうすぐバスが来ます。

 

ともに使うことができます。

 

では、

h 〇駅に着いたら、すぐ電車が来た。

i ✖駅に着いたら、もうすぐ電車が来た。

 

過去の出来事については、「すぐ」は使えますが、「もうすぐ」は使えません。

さらに、

j 〇タクシーが来たら、すぐに行きます。

k ✖タクシーが来たら、もうすぐ行きます。

 

未来の出来事には、「すぐ」は使えますが、「もうすぐ」は使えません。

文法的な違い

「すぐ」 現在、過去、未来 すべて使える。

「もうすぐ」 現在のことだけ。

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